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町内一過激な
キーボードカスタマイズ
Part 2

English version is here.
French version is here.

英文の入力

ここまでで Emacs コマンドのためのカスタマイズが終わりました。 これで Emacs の操作はずいぶん簡単になったはずです。 が、英文の入力に関しては良くなったとは言えません。 せいぜい通常の QWERTY 配列と同じか、 それ以下でしょう。

私のように怠惰な人間が英文を入力するためには、 どんな配列を使うべきでしょう? 答えは DVORAK 配列です。 なぜなら QWERTY 配列に比べて、 指の動きがはるかに少なくて済むからです。 つまり楽ができます。

さて、ではどうやって Emacs に組み込めばよいでしょうか? 幸運なことに XKB は、 たとえば 'a', 'A', 'C-b', 'M-b' の4つを同一のキーに割り当てる、 などということが可能です。 この機能を使えば、 コントロールキーとメタキーを使っていないときのみ下記のような DVORAK 配列を実現することができます。

Image showing the DVORAK layout

この設定により、たとえば右手人差し指のホームポジションにあるキー (キートップの刻印は「J」) は、次のように働くようになります。

モディファイア 入力
なし h
シフト H
コントロール C-n
メタ M-n

キートップに物理的に刻印されている配列(QWERTY)、 単独あるいはシフト時の配列(DVORAK)、 シフト以外のモディファイアと共に用いられた時の配列(MODIFY)、 の3つの対応を以下にまとめておきます。

QWERTY DVORAK MODIFY
q ' '
w , ,
e . .
r p o
t y t
y f a
u g d
i c g
o r e
p l l
a a r
s o s
d e z
f u u
g i i
h d b
j h n
k t p
l n f
; s k
z ; ;
x q q
c j j
v k c
b x x
n b h
m m m
, w w
. v v
/ z y

ここまでの変更に必要な XKB の各種設定は以下のようになります。

また Emacs 自体にも多少手を加える必要があります。 GNU Emacs-21.4a の src/xterm.c に このパッチ を当て、再コンパイルします。

これでカスタマイズの第二段階は終了です。



最終更新日 : 2006年12月20日