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何ができるのか?

English version is here.


日欧希その他の言語が混在したファイルが作れます

例として古典ギリシア語、ドイツ語、フランス語、 日本語を並記した画面を紹介します。 (ちなみにこれは新約聖書のマタイ伝第7章18節だそうです。) これ以外にも、中国語(簡体字および繁体字)、ハングル、 ロシア語、タイ語、その他を同時に使うことができます。

マタイ伝第7章18節を4ヶ国語で表記

下付きのイオタや各種アクセント、 ディガンマやサンピなどの古字も表示できます。

表示可能な文字の一覧

さらに、このような多言語文書を簡単に印刷することもできます。 印刷はメニューを選ぶだけでできます。

マウスで CGreek, Print, Buffer
          の順にメニューを選んでいるところ

TLG CD-ROM を読むことができます

カリフォルニア大学アーバイン校から出ている TLG (Thesaurus Linguae Graecae) の CD-ROM を読むことができます。まずメニューから Open File → TLG Format を選択すると著者名リストが出てきます。

著者と各著者のTLG番号

キーボードあるいはマウスを使って著者を指定すると、 今度はその著者の作品リストが表示されます。

プラトンの作品リスト

更に作品を指定すると、その作品の内容が引用情報と共に現れます。 作品中の任意の場所にジャンプすることもできます。

上のウィンドウは Respublica のテキストを表示。
          下のウィンドウはカーソル位置のページ、節、行それぞれの番号を表示。

ギリシア語TeXのフロントエンドとして使えます

上のマタイ伝第7章18節をギリシア語TeXで出力するためには、 普通はこう書かなくてはいけません。

TeX コマンド化されたマタイ伝第7章18節

見てわかる通り、 ギリシア語の部分はあらかじめ決められた規則に従ってラテン文字で転記し、 さらに\begin{greek}\end{greek} で囲まなくてはなりません。 またウムラウト等の記号付き文字も、 TeXで決められた書式に書き直す必要があります。 たしかにTeXの出力は大変美しいのですが、 このように原稿の作成はそれなりの労力が必要とされます。

が、このCGreekパッケージを使えばその労力が大分軽減されます。 まず普通にギリシア文字 (および記号付き母音) で原稿を作り、 メニューから save buffer → TeX format を選びます。

マウスで CGreek, Save Buffer, TeX Format
          の順にメニューを選んでいるところ

次にファイル名を入力します。 ここではsample-1.txtからtest.texに変更してみましたが、 もちろん元の名前をそのまま使っても構いません。

ファイル名として test.tex を入力中

で、その後test.texの内容をあらためて調べてみると、 このように自動的にTeX形式に変換されていることがわかります。 このようにすれば、 編集画面上でもギリシア文字やアクセント記号を直接目で確認できるので、 作業は非常にやりやすくなります。

kterm の中で test.txt を cat しているところ

ギリシア語の検索にも便利です

通常の検索はもちろん、 Emacs得意のインクリメンタル・サーチを行うこともできます。

まず kappa を入力。

画面上から2行目にある最初の kappa がハイライトされ、
          カーソルはその次の文字の上に移動

続いて alpha, theta を入力。

カーソルは最初に kappa-alpha-theta が連続するところにジャンプ

1文字戻って…

カーソルが最初の kappa-alpha 連続まで戻る

あらためて tau を入力。

最初に kappa-alpha-tau が見ったところまでジャンプ

ギリシア文字をハイライト表示できます

ギリシア文字だけに色を付けたり、 アンダーラインを引いたりすることができます。 特に欧文で論文を書いているとき、 ギリシア語の引用部分を探すのに便利です。

ラテンとギリシアで似た文字がある場合でも、 どちらなのかが簡単に見わけらます。

ラテン文字とギリシア文字がゴ混在したテキストで
          後者だけをハイライト表示しているところ

他にもいろいろできます

詳しくは リファレンス・マニュアル を御覧下さい。


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最終更新日 : 2006年8月17日